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スズメバチ科（スズメバチ・アシナガバチ）

【体長】
・女王蜂：40～50㎜程度
・雄蜂：35～40㎜程度
・働き蜂：27～40㎜程度
世界最大のスズメバチ。腹部の伸縮が激しく個体差が大きいが、だいたい大人の親指程度。羽を広げた長さは約7.5mとかなり大きいです。

　【形態】
・頭部がオレンジで胸部は黒
・腹部は黄色と黒の縞模様
・羽は茶色　

【生息地】
・北海道、本州、四国、九州、日本全国に分布
・自然の中に生息
山中や地中などの自然に生息していることが多いため、ハイキングや登山など自然のなかにいる際は特に注意が必要です。

【巣の特徴】
・閉鎖的な空間に巨大な巣を構築
・４～12個の巣盤が重なった吊り鐘状。直径は最大で80㎝ほど
・土中、樹林の洞、身近なところでは、床下や民家の壁の隙間、屋根裏などに構築されることが多い

【活動期間】
４月～11月
特に危険な季節は秋です。巣の大きさ、働き蜂の数はピークを迎え、さらにエサとなる昆虫が少なくなってくるため凶暴性がピークに達します。

【攻撃性】
・毒性が強い
・大顎で噛む力が強い
・同じ場所を何度も毒針で刺す
・追いかけまわす攻撃を仕掛けるなど執拗

【攻撃されないための注意点】
・刺激を与えない
・黒い洋服を避ける
・香水や制汗剤などの強い香りをつけない
・ハイキング、登山の際は道を外れない
手で振り払ったり、走って逃げたり、大声を出すような行為はオオスズメバチに刺激を与えてしまいます。また、黒色は敵とみなされ攻撃されやすいため、なるべく身に着けないのが得策です。香水などの香りはハチを攻撃する原因となるため注意が必要です。
スズメバチは、木の根元や土の中に巣を作ることが多いため、ハイキングや登山の際はなるべく舗装された道を外れないようにしましょう。